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Scene3・中小企業家同友会で得たもの

中小企業同友会
経営の理念や方針をつくることを始め、中小企業経営者が参加、みんなで運営することで、経営体験を本音で語り、学び合い、また、人間として成長するための勉強会。

 

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中小企業同友会に参加し、得ることができた最大のものは、仲間、ですね。例会や懇親会などを通し、意見を本気でぶつけ合える深い関係性。互いに経営理念や経営指針をつくり、実績を確認し、刺激し合えるのが大きいです。同友会の人間は、同じ方向性を見据え、頑張っている仲間。誰かしらのビジネスが成功して売り上げも上がったと聞けば、うらやましいとか悔しいという気持ちではなく、まず、心から嬉しく感じる。それはいつも本音で話をしてきたからだろうし、苦労してきたこともつぶさに見ているから。そこから成功に進めたのは、並の努力でないことも知っています。だから素直に「良かった」と思えるんでしょうね。

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不景気の煽りを食らい、一度、同友会の日立支部が崩壊の危機を迎えたことがありました。参加する人数が一気に減少し、水戸支部へ吸収合併される寸前までいったんです。私にとって、この支部を実質上つぶすことは、町そのものが死んでしまうような意識が強かった。だから当時の支部長とも徹底的に話し合い、たとえ小規模になったとしても存続させよう、参加する会員たちの仕事に役立つ仕組みを必死につくっていこう、と。ですから、同友会日立支部は、一度、組織として壊れたようなもの。焼け野原のようなゼロの状態から再スタートしたんです。会員それぞれの会社の理念をつくり、実践できていけば、支部の復活、そして地域の活性化にも繋がるだろうと考えました。同友会の人間は、大切な仲間。みんなが一緒に大きく成長したいという気持ちは、非常に強いです。

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同友会と青年会議所に参加して気づいたのは、人前で話す機会が増える程、どこかで聞いたようなフレーズではなく、自分の本音を、自分の言葉で話さなければ、相手には決して伝わらないし届かないということ。たとえ格好悪くても、自分の失敗談は、本当に体験した出来事だから、みんな真剣に受けとめてくれるし、響くものもあるんだということを、同友会と青年会議所から学ぶことができたと実感しています。

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